晴れのち虎1【完】

雪のち快晴 /南高1年3学期

自宅から、駅まで来たのはいいものの、

ホームに降り立った私は、これからの事を思うと、一歩が踏み出せずに、2本電車を見送った。

恋っていうのは、厄介だ。

こんなにも人を弱気にさせる。

あんなにも、焦がれ、憧れていたはずなのに、いざ自分で経験してみたら、

こんなにも、儚く、
……怖い。

…逃げ出してしまいたい。

みんなには、なんて説明しよう。

大ちゃんに会ったら、どんな対応したらいいのか。

泣き出したりしないかな?。

さらに、電車を1本見送って、気合いを入れ直してから、
次の電車に乗り込んだ。

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