晴れのち虎1【完】

雪のち快晴 /続・南高1年3学期

あの後…
とんでもない、事情聴取が待っているかと思いきや、
あっさり、机から降ろされて、ホッとしていると…。

「さ、行こ?みんなきっと待ってる。」

そう言って、私の手を取ると、そのまま、絡めて握った。

「…大ちゃん。」

「ん?何?」

「これ…。照れる…。」

「ん~、そっか。じゃあ…慣れないとね?」

…!!
そっち?!
そっちなの?!

もう無駄だと、思った私は、恋人繋ぎで繋がれた手は、そのままにして、教室に戻った。




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