晴れのち虎13  【本編完結】

新緑のち陽炎 /主婦3年 効果


「………ん…」


張り詰めた冬の空気と、まどろむ様な日差しに、目が覚めた。


私はちゃんと、ベッドの上で布団にくるまれている。



ハッと視線を向けたベビーベッドに、虎太は居ない。



大ちゃんがリビングに連れて行ったのか…。


なんて、呑気に身体を起こして傍らに畳んであったパジャマに袖を通……そうとして固まる。



「~っ!な!」



バタバタと派手な音を鳴らして、洗面所の鏡を覗けば、今までの最高記録であろう程に咲いた華の数に圧倒。



チラッと背を向ければ、背中にも…。



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