晴れのち虎13  【本編完結】

どこから来る罪悪感なのか、自分でもわからず謝る事しか出来ない。


だからつい、謝ってしまう。


私も少しだけ笑うと大ちゃんは安心したように息を吐いた。

仕事が終わったら、着替えを持って来ると、会社に戻って行った大ちゃん。


私は点滴が始まった。

病棟に食事が運ばれてくると、匂いが充満して来て辛く、
食事時は這うようにして中庭に避難。


ひたすら水だけを飲んでは、飲み過ぎだと怒られて。


不思議と面会に来るのは、大ちゃんだけ。

だけどそれも、こんな状態で対応するのは辛いだろうという配慮。


心配する周りの人達から届くメールが、何よりも嬉しかった。



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