車椅子でキス

7.姉





太陽が顔を出し始めた時間。
私は帰路についた。

水色の空に、白い光が馴染んでいる。

そんな空を見上げて、私は既に家にいるハルさんを思って歩いていた。


『帰ったよ~ 気を付けて帰ってくるんだぞ!』


ハルさんらしいメールのタイトルには、ピースマークが付いていたから、無事にお仕事を終えたのだろう。

一段落したら、ハルさんと話し合わなくてはいけないことが、沢山ある。


それは、帰り際に主任にもらった、忠告だった。



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