端役の気持ち




 そう。



本当にお姫様とは彼女のような女を指すのだ。




総長を含めた周囲がそのことに気づいたとき、事態はもう取り返しのつかないところまできていて。




永遠に彼女を失ってしまうことになるなんて一体誰が思うだろうか。



ただほんの少しだけ夢を見たい。



自分だって愛されたい。



ほんの少しだけ、ちょっぴりでいいから。



些細な願いから始まっただけだったろうに。
















  • しおりをはさむ
  • 3285
  • 690
/ 325ページ
このページを編集する