端役の気持ち

別離

‥…   


  



気が付いたら見知らぬ部屋にいた。
薄暗い部屋。
ブラインドから差し込む僅かな月明りがここは見知らぬ部屋だと
教えてくれて。



ああ、そうだ。
私は水瀬さんに連れられて。



ここは西、なんだと改めて自覚する。
だけど大丈夫。








「葵    」







彼だけは私の側を離れないでいてくれる。
どんな時だって。
世界中の誰もが敵にまわったって。










ほら。



















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