端役の気持ち

私だけの僕




今日からお前専任の護衛だ。



そう言われて紹介されたのは薫や律とそう変わらない年頃の



綺麗な少年だった。



ミルクティーのようなふわりとした髪に男の子にしては



抜けるような白い肌。瞳は晴れた青を思わせるような真っ青で



まるで王子様のような容姿だった。ついつい魅入ってしまうと



クスリと笑われ、恥ずかしさに赤くなった。




「お前の一つ上になる。今後は学校の中でも護衛をさせるからそのつもりで。」



「えっ・・」



そこまでしなくてもと、言いかけると




「俺は貴方の僕ですから。当たり前のことです。」



と可笑しなことを言う。
























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