《陸の章》 日 和(ひより)

作者彩 愛 美


だから

特別にどうだとは

言えない毎日

昨日があって

今日があり

明日がやって来る


楽しいと言うよりは

退屈で飽き飽きするような

日々の暮らしに追われ

それでも

そこにしか無い

安堵感に胸を撫で降ろす

結局 生きる事は

日常茶飯事

ただの繰り返し