キミは誰と恋をする?【完】

403 Scene Ⅹ /芝蘭の交わり




「何、ほっとしてんの?」


カケルさんが後ろから私の首に腕を絡め、抱き締めた。


「何でもないですよ。」


こっちは一仕事終えた気分なのに…


カケルさんと話とか、面倒くさいたらありゃしない。


「腕、離して下さい。」


「俺と真綾の仲なのに~」


「妄想は脳内だけでお願いします、まじで。」


「心配してたのに、なぁ?ナツキ。」



話しを振られたナツキさんは、「そうだね」と眉間をハの字にさせていた。

「遅かったね、どうしたの?」

「まぁ、色々ありまして…」

言えない。
てか、説明するの難しくない!?

ナツキさんの質問に言葉を濁すしかなかった。

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