my voice【完】







……何かが可笑しい。




仲の良さそうな“家族”。



……っ!!




俺は異変に気づいた。





こいつらの目には…




琉歌が写ってない…?





確実に俺の横にいる琉歌。




久しぶりに娘が帰って来たのに顔色1つ変えない“家族”。




いや、違う。




こいつらは琉歌の“家族”じゃない。



“父親”じゃない。

“母親”じゃない。

“妹”じゃない。





「さぁさぁ、奥へどうぞ、“遥翔”様。」





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