校内戦争 【編集中】

2章

俺は、その光景を目の当たりにして、ただ呆然と立ち尽くすことしか出来なかった。

アラシは笑っている。
狂気の笑みを浮かべている。

まるで愉しくてたまらないとでもいうかのように、高らかに笑いながら何度も隆司に襲いかかる。


生徒会長は決して弱くなかった。

それどころか、あの隆司が何もできないぐらい強かった。


「誠さん、あのままじゃ隆司さんが殺されてしまいます!!」


瑞希が珍しく焦ったように言う。

それは決して大袈裟ではなかった。このままだったら隆司は本当に死ぬだろう。



見ると、アラシは隆司に馬乗りになって、また殴り続けていた。
隆司の意識はほぼ無いに等しい。



「誠さん!!」

  • しおりをはさむ
  • 221
  • 744
/ 375ページ
このページを編集する