オネエ系男子攻略法

11.告白

昨日、あれから七瀬に言われたことや、沙世ちゃんに聞かされたことをグルグル考えて、あまり眠れなかった。

文也からは、『迷惑かけてゴメン。ありがとう。』とLINEがきただけで、特に話はしなかった。

多分、沙世ちゃんの口ぶりからすると、沙世ちゃんが全ての事情を知ってる事を文也は知らない感じだ。
だから、あえて文也には話さなかった。


それに、七瀬が昨日あんなに不機嫌で怒っていたのも、失恋で落ち込みまくっていた私を知ってるからなんだろう。

けど、本当に分からないものは分からない。


最近、七瀬は私を帰りに送ってくれるから、車で出勤の為、電車じゃ朝会うことがない。
だからか、今日はまだ一回も七瀬に会っていなくて、もうすぐ終業時刻で会うのがちょっと気まずい。

ボーッとする頭で眠い目を擦り、欠伸を我慢しつつ後少しだ、とパソコンに向き合った時、

ブーブブー

と、マナーモードにしている携帯が鳴ったので見てみると、大学の時の友達の由美からだった。

0
  • しおりをはさむ
  • 447
  • 5304
/ 257ページ
このページを編集する