ハプニング×ハプニング☆

秋良side

女は梓とか言う女の目をみて話した


その言葉には迷いなんてない




……俺と同じこと思ってたのかよ……


女と同じ考えなんて吐き気がするけど俺の気持ちを理解してくれているような気がして少し嬉しい





「私はそんな身代わりにしてた訳じゃない!



いや…………最初はそうだったかも……


最初は自分でも気づかないうちに雷龍と重ねてたわ


………けど…けど今は違うわ!だって雷龍とは皆全然違うんだもの!!


雷龍は雷龍、桜虎は桜虎よ!」  



今までで一番声をあげている女
  






「…………梓」


将太が泣きそうな声を出して名前を呟く


……あんな女の何処がいいんだよ……馬鹿ヤロウ


 
すると央とか言う奴がいきなり笑いだした
 
 

「ふひひ、梓 もう自分の中で答えは出てるんじゃない
のかな?
 
いつかは何とかしなきゃいけないんだしね



ホラ、言っちゃいなよ」



さっきまでの真剣な雰囲気が嘘のようにうひひ、ふははと不気味な笑いをする央とか言う奴

笑い方こえぇよ…… 




「ッつ…………」
 

央とか言う奴の言葉でハッとしたようだ
 

シドロモドロ目を泳がせている





「私は……また雷龍に戻りたいの……



いいかな?雄大こんな私でも」



雄大は嬉しそうに笑う



「ハッ!当たり前だろ?前からいってんじゃねぇか

帰ってこいって」



「ヤレヤレですね……」


「やったー!僕嬉しい!!」



朝日達もため息をつきながらも喜んでいる
 
チビはピョンピョン跳び跳ねてるし……

(お前もな) 




「待って!私でも桜虎とも一緒にいたいの……


せっかく仲良くなれたし……



だから仁義また来てもいい?」




仁義の顔色を伺いながら心配そうに聞く梓に

将太は嬉しそうな顔をする




皆が仁義に視線を向ける


「……あぁ」



少し間が空いたが仁義が小さく頷くのが見えた



……なんだ、結局今まで通りってことなのか?





あの女の事は気にくわないけど

今は将太が喜んでいるからいいや…………





















 







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