狼とシンデレラ 【完】

狼とシンデレラ /認めてやるよ



「あと…お金なのだけれどもだね…ユズルさんやい…」

「うぜぇ喋り方だな」


えー!?わざわざめっちゃ下から下から話したのにそれでうぜぇとは失礼なやつ…なんて言えないけど。


「あのですね…分割で…ですね…」 

「あ?ふざけてんのかてめぇ」

「ぎゃっ!だって一括は無理よ!私両親にワガママなんて言わないし桜凛には通わせてもらってるけど私自身は質素な人間なの!」

「はぁ?」


一括で返さなきゃいけないなんて私聞いてないし!

ユズルが何も言わずにルームとかいうやつに私を勝手にブチ込んだだけだし!?こんなの押し売り商法すぎるでしょ!!



「金はいらねぇ」

「まさか身体で「てめぇそれ以上言ったら今すぐ金払え」


ぐっ



プレゼントって事なのかな…



気づけば車はもう倉庫に着きそうだ


倉庫の入口には黒獣メンバーさん達が左右に並んでいた



そして車が倉庫の敷地に入ると皆一斉に頭を下げた



運転手が後部座席を開けると
長いスラッとしたユズルの右足が車から出る




口は悪いけど何だかんだ何をしても絵になる…綺麗…



ぽけーっと眺めていると
ユズルと目が合った


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