狼とシンデレラ 【完】

後悔しても戻れない /別れよう



ピンポーン



ガチャッ


「はい」

俯いた優里がゆっくりと出て来た

「優里!!!」


俺は優里の家まで来ていた



「良かった…待ち合わせ場所には来ないし電話も取らねぇから心配したんだぞ?」



優里は俯いたまま

様子が変だ


「……」

「優里?」

「別れよう」

「へ?」


俺は耳を疑った




「どういう意味だよ」

「…別れたいの」

「意味わかんねぇよ…」

「もう嫌なの!!!!!」



優里は大声を出した

ここは住宅街


近所の人が出てくるのは時間の問題だ



「公園行かね?」


優里は小さく頷いた

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