狼とシンデレラ 【完】

後悔しても戻れない /血雨





それから俺は泣き止むと倉庫へ戻った



バイクをいじっていた都が一番初めに俺に気づいた


「あれ?遅かったな~。お前一人?優里ちゃんはどうした」




辺りは暗くて都は俺の服にこびりついた血に気づかない


「……」

「おい…どうした…」


ずっと黙っている俺を不思議に思ったのか都が近づいてきた


俺の服を見た都の表情がみるみる強ばっていく


「お前どうしたんだよそれ!!!」

血に気づいた都

都の叫び声を聞き慌てて俺にかけよってきたメンバー達


「虎太郎さん!どうしたんですか!?」




俺は薄く笑いながら泣いた


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