狼とシンデレラ 【完】

それぞれの優しさ /例え義理でも




四階の溜まり場に行くとユズルと千秋はすでに集まっていた



「ささ、食べようぜ」


虎太郎が私のお弁当をあたかもそれが自分の物かのように開いた





「なにやってんの」


私はそんな虎太郎に気づくとひょいっとお弁当を取り上げて自分の目の前に戻した



「リンリンの手作り弁当食べたいぃ」

「これママの手作りですけども」


私はお弁当に入っていたタコさんウインナーを箸で掴むと勢いよく食べた



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