狼とシンデレラ 【完】

作者レイ

デブで地味な私が変わるきっかけをくれたのは黒獣の総長だった。ヤンキーなんて一生関わらないと思ってたのに…。

※現在ストーリーは変えていませんが、大幅に誤字脱字の修正をしております。物事の言い回しや幼稚な文章を直しております。





「努力しねぇデブは嫌いだ」


関東一を誇る黒獣連合十代目総長

誰もが羨む容姿をもつ綺麗な男の子


―――東条 (トウジョウ ユズル)




「強くなりたい」


デブ、眼鏡、いじめられっこ


―――森下 可憐(モリシタ カレン)




「もうやめとけ」


私を助けてくれる無口なクラスメート


―――村田 隆介(ムラタ リュウスケ)




「俺らの仲間にするに決まってんだろ!」


茶髪を無造作に立たせる童顔男


―――森内 虎太郎(モリウチ コタロウ)




「俺は可愛い子以外に優しくしない」


黒獣の中で一番の女ったらし


―――都 千秋(ミヤコ チアキ)





ヤンキーなんて一生関わらないと思ってた

最悪な出会いが私の人生を変える



「もう後戻りは出来ねぇぞ」