狼とシンデレラ 【完】

大事な過去の思い出 /皆の想いは一方通行





「今日から黒獣に入ることになった東条です。よろしくお願いします。」


よろしく、よろしくとチラホラ声が聞こえた


「こっちの二人は右から総長と副総長ね〜そして俺は幹部の優一!久しぶり、譲」

そう言うとめっちゃ身長の伸びているいかついソフトゴリラのような男が俺を強く抱きしめた


「優一さんの知り合いなんすか!?」

「すげぇええええ!!!!!」


俺と優一が知り合いだと聞いて周りにいたやつらがテンションマックスになった


ブォンブォンブォン


「あ〜集会遅れちゃってめんごめんご〜!」

そう言いイカツイ単車からひょいっと降りるとその声の主は長くて凄く綺麗な金髪をなびかせた

「入隊祝いはどんなご馳走が食べれるのかな〜?譲おぼっちゃま!」


八重歯をニッと出しながら笑うアキラは今まで見た女性の中で一番美人で前よりも更に最高な女になっていた


「ばか…んなのねぇよ…」



俺の居場所はここだ


「あ!アキラ!譲が泣いてるぞ!」

「えええ!?お前が泣いてるの見たのは確かお前がお漏ら…」

「やめろったら!!!」








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「じゃああのメロンパンってそのアキラさんの?」

「ああ。今では俺自身で買いに行ってる」



あの日私がユズルから屋上でもらったメロンパン、すごく美味しかったの覚えてる

あれはアキラさんのお母さんの…

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