狼とシンデレラ 【完】




「カレン!おいカレン!誰かこい!!!」


バンッ

「どうした!?」

「虎太郎!タケ呼んでこい!カレンが気を失っちまった!」

「わかった!!待ってろ!!」


その言葉を言い終わる前に虎太郎が部屋から飛び出す


「カレン!カレン!」


病院に連れて行くしかねぇ

何か上から上着羽織らせて厚着にしねぇと…

俺の服でいいか…



優しく動かしながらユズルがカレンに厚手のコートを着させようとカレンの腕を動かした


「なんだ?落書きか?」


腕を動かすとカレンの肩になにか見えた



「!?」




ドクン


ドクン





ドクン



『譲〜お前だけだよ俺のクロッカスをクロッカスだとわかってくれたのは〜!!好き好き好き〜』


『俺は切望。また会いたいからね。お互いのイニシャルも入れたから絶対まためぐりあうんだ〜俺のレンちゃん〜』


『俺が総長になるって決めたのはその子を探す為とその子を守れる強い男になるって思った事がきっかけだから。今の俺がいるのは全てレンちゃんのおかげ』









「このクロッカス…それにYのイニシャル…カレン…お前が…優一の探してたレンなのか?」

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