狼とシンデレラ 【完】

救いの手を /歓迎してくれない人




――――――――――――――


「……ん」


あれ?ここどこだろ




目を覚ました私の目に一番最初に飛び込んできたのは知らない天井


身体を起こし周りを見渡すとそこは私が今寝てたベッド以外に何もない殺風景な部屋で、チクタクと時計の針の音だけが響いていた



でも耳を澄ましてみると微かにドアの向こうから話し声が聞こえる



誰だろう、というかここは?

ぼーっとベッドの上で立ち上がれず上半身を起こした状態で考えていると突然ドアが開かれ眩しい光が部屋に入り込んできた


カチャッ


「あれ?森下起きたの?」


逆光になりつつあったが声的に村田くんなのがわかった



「…あ、そっか倉庫って所に来てたよね。えっと…私寝てたの?」

「いや寝たってか気絶…?」

「え!?」



私気絶しちゃったの!?


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