絶対的魔王様【完】

魔王様の子はナニモノ?






どうしてこうなったの。






目の前にある紙切れを前に、思うことはそれだけだった。










―――――――――――……





ことが起きたのは半日前。

私はいつも通り永苑の世話をしながら家事を終えてまったりとしていた。



そこに聞こえてきたのは配達のチャイム。


響生のマンションだけど、嫁となった私はこの家の中なら何をしてもいい召使い。


よって、配達物もすべて受け取る羽目になる。

それがたとえ重たいものでも。



この前は響生がいきなり60インチのテレビ配達させたからマジで焦った。


その数日前にそのときあった46インチのテレビの画像が悪い、とか言ってたっけ。


庶民の私にはどこが悪いの分からなくて、奴の文句がまた始まったとか思ってたけど。



すぐ取り替えなんてしてる響生の行動力の速さに眩暈がした。



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