絶対的魔王様【完】

たとえ忘れようとも 後編 /(おまけ)




思わずげっそりとするのは、仕方がないと思う。



「元気そうだな」



いつも通りへらへら笑う腹黒、もとい須王グループ社長。

いや、なんでお前いんだよ。



「……あんたが出る理由あるか?」



今日のは俺たちの分野の、パーティーという名の顔合わせ。そこにこんな大企業の社長がいるとは思っていない。



「いや、誘いが来たから偶々。それより最近真夜さんと仲良くしてるか?」



例の事件が勃発してから一ヶ月。

その間一回もこいつには会っていない。っていうかもう二度とあの家には行きたくないと思っている。



「お前2回も階段から落ちたもんな」

「……うっせぇよ」



だから行きたくねぇんだよ。


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