夜の牙 下 【完】

第七章 /無知







そんな次の日。



私は豹が22歳だという事に結構衝撃を受けていた。


正直、20歳程度だと思っていた。



『無法の王』なんて呼ばれているし、ほんの時々喧嘩もしているし。



それを豹に言えば。



「俺だって好きで喧嘩なんかしてないよ。アレだ、高校時代のツケが回ってきた」



と。



一体、豹は高校時代に何をしでかしたのだろうか。


非常に気になるところだけれど。



ともかく、豹自身は自分が不良だなんて思っていないし、正直喧嘩を売られまくっても困るそうだ。



意気揚々と人に喧嘩を売る奴の口から出た言葉とは思えない。





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