シダレザクラの下で、また

作者ぺぺ

主人公は学校の伝統ダンスパーティーに氷の王子様と呼ばれる学校一の美形と言われる人に誘われてしまう。「もっと俺に夢中になって。俺をたくさん刻み付けてあげる」

桜の下で君をまつ

彼はそう言って彼女にキスを落としたのだ

彼女の瞳は小さな涙粒で濡れそぼっていた






杉白高校の名物は年に一度開催される伝統のダンスパーティー。そのダンスパーティーにはあるジンクスがあって・・・。



高校二年生の辻春香は、杉白高校のカリスマ的存在、通称 氷の王子様」こと神代京にいきなりダンスパーティーに誘われてしまった。彼は氷のようにひんやりしていてその目つきも刺すように冷たい。まさに氷の王子という名がふさわしいが、春香は時折見せる優しさに魅かれていき…。



「もっと俺に夢中になって。俺でいっぱいになって。永遠に忘れることなんてないようにーーー」




溺愛学園恋愛物語。



2016/9/11 加筆修正開始