目が覚めたら異世界のプリンセスになってました♡なんて、甘い現実ではないんだよ。
朝、目を覚ましたら異世界に行ってました!
なんて、誰が信じる?
少なくとも私は信じたくなかった。
*********************
「あなたは魔法使いです。」
「そんな、ご冗談を。」
「本気です。」
「…」
目が覚めたら異世界にいて魔法使いになっていた1人の少女を取り巻く学園の人々。
そして、闇がすぐそばにまで足を伸ばしていた。
「あなたは、本当は…」