変わった彼女と変わった彼等。
あの時と同じように、笑いあえるように…。






再び少女と歩み出した少年達。


欠けてしまったモノを、


取り戻すように、


満たすように、


必死に、手を差し伸べた。




(全部、なんて)


(そんな欲張りなことは言わないから)


「どうか、少しだけでも…」




一人一人の願いと思いが絡み合う。


顔を歪めたのはきっと一人じゃない。




「っ、やめろよ」




悲痛な声は届かない。




Re-凛猫×覇龍