十字架と天使を持つ女神④

chapitre 29 /【極夜】と【kaamos】

「…………さて。次は、あなたたちの番です。理皇さん?」

その言葉に、理皇はビクッと肩をすくめる。








「……どうしたいんだ、お前らは?」

そんな南斗の言葉に、アキたちは、

「……さぁ?」

と、首を傾げる。








「ぶっちゃけた話、「【極夜】をどうしたい」とか、思ってないし」

「《あなたたち》なら、わかると思いますが、オレたちにとって、【極夜】は簡単にさわれない“モノ”で、いざ「解散させよう」と思っても、その手前で、戸惑ってしまう」

「それほどの“モノ”なんです。【極夜】は」



そんなアキたちの言葉に、理皇はハッっとする。





そうだ。【極夜】とは、そういう“モノ”だ。




誰しもが、憧れる【チーム】。



少なくとも、あたしたちの世代にとっては。

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