闇から光へ (表紙読んで下さい・亀更新すみません!!)

第1章 /彼女

「キャーーー!!」


「白虎様!!!白虎様!!!」


「今日もカッコイイ!!」



「ヤベェ!やっぱかっけえな!」



クラス中、嫌、学校中の男女が窓に張り付き叫ぶ。


女は彼らに色欲の、男は彼らに羨望の眼差しを向ける。





“白虎”全国NO.1である暴走族だ。幹部の顔面がとんでもないほどに整っているらしい。また、顔だけじゃなく、
“白虎”の総長様はどこかの組の若頭だそう。イケメンで最強となればそりゃモテるだろうし男からも尊敬されるだろう。


この学校にはそんな白虎のメンバーが多く、幹部全員もこの学校にいるのだ。


そんなだから近所迷惑であろうこの行為は毎朝の恒例行事と化している。





・・・しかし本当に煩い。朝からよくこんな声が出せるな。


寝不足な頭に響き眉間に皺が寄る。

耐えられなくなり席を立つ。




「…保健室でも行こうかな。」



静かに教室を出た。






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