自称、普通の高校生

「はよ、透。なぁ、一回だけでも家に『断る。』チッ。」


朝一番にこいつかよ…。


「谷っち!だれだれ?友達!?いつの間に?ねぇ谷っち!ってこれ前にも聞いたよね!?」


『うるさい。』


うるさいこいつもいるし…。


「おい谷山!お前も翔乱蝶はいらねぇか?楽しいぞ?健汰もはいってるしよ!」


「おい!透は俺の組に『はいりません。それより誰ですか、健汰って。』何で俺の言葉だけ毎回さえぎるんだ?」


生徒会の先輩が毎朝教室に来るし。


「えー!谷山君健汰君のこと知らないのー?うざ犬のことだよー。」


なんかクラスの人がよく話しかけてくるし。












新入生歓迎会から、今日でちょうど1週間がたつ。


それまでの間、毎日こんな感じなのだ。


かわうそ(川原 峻希のこと。)は朝、昼、夕と3回にわたって僕の教室に来て、組に入れと言ってくる。


ちょっと上から目線っぽいのが気に入らない。


そして生徒会。


僕は何かやったのだろうか?


いや、奴らの前では何もやっていない。


にもかかわらず、なんとかっていう暴走族に僕をいれたがる。


おおかた、うざ犬がいらんことを言ったのだろう。


まったく、いい迷惑だ。


うざ犬といえば、そのなんとかっていう暴走族に入ったらしい。


なんでも、憧れのなんちゃらがいるらしい。


口を1度開けばしつこいくらいに自慢してくる。


正直どうでもいい。



そして、1番の問題は…


こんな面倒なことが日常になりつつあるということだ。


実はというと…


僕はこれに慣れてきてしまっている。


…非常にまずいことだ。


こんなの普通じゃない。


なんとか追い払わねばと思うのだが…


こいつらは筋金入りのしつこさだ。


僕が一日中無視しても、話しかけてくるのだ。


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