ブラックベリー Ⅲ 【完】




でも異論を唱えるつもりはないから、ありがたくそのスペースを通って足早に教室に向かう、



が。



「あ、柚芽ちゃん、今日生徒会役員会議あるから、忘れずにね?」



そんな声を投げかけた早良さんに、振り向きざまに頭を下げた、


ら。


いつの間にか早良さんの傍らに誰かいるのが見えて、ちょっとビビった。



あれ?

さっきまで誰もいなかったはずなのに……?


詮索したい気持ちもあったけれど、早良さん相手にそれもできず、あたしは教室に戻った。




やっぱり何か……


謎の人だ……。




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