ブラックベリー Ⅲ 【完】

Chapter 6 -第6章- /Physical -カラダ-









波打つ視界の中でも、

グレーの瞳ははっきりと見え、

そこにある穏やかな色に癒される。



「怖かったか?
こんなんだから『スピード出しすぎ』って言われンだよな?

柚芽のしたいようにやれって言ったの俺なのに、
俺がやりたいようにやっちゃダメだよな?」



唇に、ちゅっと触れるだけのキスをくれた。

「ごめんね」といっているかのようなキスに、

違うそうじゃないと浅黄のせいじゃないんだと、

首を横に振る。




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