花くれない【完】

第三章 /花蕾







カーテンからの光で目が覚めて、自分の体が軽いことに気づく。



最近寝覚めが悪かったせいもあり、こんなにもすっきりと起きた朝は久しぶりで...


きっと玄武のことが片付いたからだろうけれど、わかりやすい自分の体の変化に笑みが零れる。





人間の体っておもしろいほど単純なんだな。


体が軽いと自然と気持ちも軽くなって明るくなる。






は~、今日は晴れか~。


絶好のお洗濯日和だな。




一階へ行く前にベランダへ出ると、空の高さにふわっとした気持ちになる。




うん、今日は雅に会いに行こう。


昨日連絡はしたけど、ものすごく心配かけたからちゃんと会って話したい。




でもお出かけするなら蘭の許可取った方がいいのかな。






















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