ツヨシさんの作品一覧

失われた一年

気がつけば見知らぬ街にいた。

もう、おまえしか見えない

「私だけを見ていてね」と彼女は言った。

神崎さん

家には神崎さんという謎の人物が住んでいた。

背の高い女

怖い女に目をつけられた

ホームに立つ女

毎日ホームに不気味な女が立っている。

気づかない

近所に自縛霊が出た

究極のサプライズ

これ以上のサプライズは誰にも出来ない。

長いトンネル

そのトンネルに入ってはいけない

天井の赤い染み

天井に人型の染みが現れた。

失意の果てに

しつこい男はとことんしつこい

首狩り

身近に居る殺人鬼

壊れた顔

画廊で買った不気味な絵はいわくつきだった。

死の残像

新居に入った私だが、そこで不思議な声を聴いた。

飛び降りたくなる部屋

格安のマンションを借りた私だが、何故か毎晩ベランダに立つようになった。

真琴という女

俺の右足に何かがとりついた。

寂しげな女の子

寂しげな女の子の幽霊が現れた。

憎いあいつに丑の刻参りをプレゼント

なにがなんでも呪いが一番

ループする道

夜道を進むと同じ男が現れた。

人形の小屋

あの小屋には恐ろしい秘密がある。

真っ赤な車

心霊スポットでの悪戯は命がけ

マンションの九階

あるはずのない九階に着いた。

事故物件に泊まったら自縛霊がいた

タイトルそのまんまです。

帰ってきた人形

捨てた人形がかえってきた。

あの子はどこに？

行方不明の男の子は、意外な場所にいた。

古い病院に巣食う女

その女が入った部屋の患者は、みんな死んだ。

マンホール

そいつは生きている。

落ちる

前を歩く男の腕が突然落ちた。

赤いキャンプ場

大量殺人のあったキャンプ場に、私は来た。

かくれんぼ

かくれんぼの必勝法を思いついた。

命の綱引き

壁から突然綱が生えてきた。

展望台の誘い

休日に行った展望台で、目の前で人が死んだ。

かわいらしい女の子

永遠に若い女の子

虚無との愛欲の果てに産まれしものは

ニ十ヶ月近く妊娠していた女の腹が小さくなったとき、住宅街に得体の知れないものが現れた。

待ちわびた人

糸居がたどり着いた先には、現代社会とは思えない光景が広がっていた。

宇宙の英知

墜落した宇宙船から回収された宇宙人は生きていた。私はその宇宙人の記憶を抜き取るように指示された。

吸鬼

人が変わる。まるで死人のように。

行方不明と殺人と……

小さな町で起こった三件の殺人事件と三人の行方不明。そしてその数は、更に増してゆく。

暗森の中

学校の裏山に異様な人が出ると噂になった。私は「そんな人はいない」と言うみゆきといっしょに山に入ったのだが。

因番鬼様

クラスの男の子と付き合いたい蘭子は、因番鬼様にお願いしたのだが。

餓鬼

真夜中、スピード違反で警官に停められた俺。すると二人以外誰もいないはずなのに、老婆の声がした。

風穴の女

子供の頃から祖父母に「行くな」と言われていた寺の裏道。ある日俺はその道に分け入った。

エレベーターの中

誰もいないはずのエレベーターの中に、誰かいる。

夢の部屋

その部屋に住むと、もれなくおっさんがついてくる。

ただ一つの能力を

結婚の約束までした女を手ひどくふった俺だが、その日を境に俺を取り巻く環境が、変わってしまった。

ささら

新婚間もない妻が、毎夜うなされるようになった。

「釣れますか？」

夜釣りをしていると、男に声をかけられた。その男が橋の向こうに行った途端、同じ男に声をかけられた。

母の居る写真

家族写真の中に、死んだ母が写っていた。

死ぬのは鈴木

近くの海水浴場で、鈴木と言う名の女が三人死んだ。

呪詛返し

最近おかしなことばかり続くので、俺は拝み屋家系の母親を訪ねた。

首の女

首だけの女が出ると噂の遊歩道へ、俺は足を向けた。

非連続殺人事件

住んでいるアパートの住人が、端から順番に殺され始めた。

「私が犯人です」

派出所で一人いると、不倫相手の夫がやって来た。

だっこちゃん

ショッピングモールで見た女。その女の右腕には、少女の霊がしがみついていた。

異界道

山道で迷った俺は、小屋にいた男女に道を聞いた。言われたとおりに車を走らせたが、再び同じ小屋にたどり着いてしまった。

古井戸

廃墟の古井戸には何かがいる。

天井裏

天井裏から聞こえる奇妙な音に悩まされた私は、大家に相談したのだが。

黒電話

嫁の実家に来た梶谷は、そこで黒電話を見つける。しかしその黒電話には、絶対に出てはいけないのだ。

異住人

廃墟に住人がいた。それもやっかいな奴が。

いわくあり

山道で見つけた場所は、極めつけのいわくがあった。

死に歩む者

廃墟となった遊園地は、いつしか屈指の心霊スポットとなっていた。一人の男が殺されたために。

ピアノの家

父が気まぐれで買ったグランドピアノが、家族の絆を変えてしまった。

そっとおやすみ

近所の人が次々に訪ねてくる。さらに警察まで。一体なにが？

あいつが来る

あるマンションで短時間の間に全ての住人が殺された。 美里は言うのだ。「あいつ」が殺ったのだと。

鬼哭

突然現れた陰陽師のようなやつとともに封印された禁断の地に足を踏み入れた清武。そしてそこは化け物の巣窟であった。

最終防御壁

私はやって来た。最終防御壁を突破するために。

「私は不幸です」

鍵のかかった俺の部屋にいきなり現れた男。そいつの第一声は「私は不幸です」だった。

伝染したいの

学校で一番人気の女の子に、ひどい仕打ちを受けた私。その私の脳裏に、ある女の子が浮かんできた。

闇の中の黒い闇

街の一室でホオジロザメに殺された男。それが全ての始まりだった。

神楽咲く

円羅の前に現れたのは、絶世の美女と化け物だった。美女の名は神楽と言う。

「おやすみなさい」

森の中で目覚めた私は、自分に関する全ての記憶をなくしていた。偶然通りかかった猟師に助けられた私だが、その日以来私は、一切眠れなくなったのだ。

死者の生まれるところ

大量殺人が行われ閉鎖された巨大モール。そこには殺された少女の霊が出るという。そして再び惨劇が始まった。 小説家になろう、にも掲載しています。

探し物

安いと言う理由で事故物件に住み始めたが。その後俺のまわりは、少女の首喪失事件、首なし殺人事件とにぎやかなことに。

殺意の音

隣に越して来た男の音に悩まされる私。管理会社に抗議すると言われた。「あの階に男性は、あなた一人しか住んでいません」と。

ゆかりちゃん

人神蛇

山で見つけたまが玉を持ち出した井村。それから彼の周りで人が消えた。ある者は手首をある者は頭の一部を残して。六百年の封印が解かれたことを知った矢崎は少女を呼んだ。

白い闇

火葬場。マンション。寺。殺人。怨霊。復習。女子高生。恋心。山伏。骨。白い影。

れいたいしゃ「浦島太郎異聞」

火事だ！　火事だ！

ハッピー老荘

子供を自分のロボットとしか考えない母を、小暮は老人ホームに“捨てる”ことにしたのだが…… 小説家になろう、にも掲載しています。

いおり

夏休みに田舎の祖父母の家に遊びにいくと、見慣れない少女が現れた。大人には見えないその少女は、実はざしきわらしだった。

赤き正義隊

悪人を正すために結成された「赤き正義隊」。順調にこの世の悪を成敗していたのだが……

あめふらし

雨が降らずに困り果てる島民の前に、道化師のような男が現れた。自らあめふらしと名乗り、雨を降らせてやると言う。そそしてとんでもないことを言い始めた。

遺留品（おいてけ堀外伝）

近所で起こった殺人事件。警察が遺留品を捜索する中、私は黒い袋を拾った。

愛しいあなたへ空から

彼が憎い！　憎くて憎くてたまらない。 私は彼に特別なプレゼントを進呈する事にした。

まさかり（金太郎外伝）

まさかりによる殺人事件。刑事の倉木は捜査を進めるうちに、過去の悲しい思い出にたどり着く。そして犯人も、悲しい過去を持つ男であった。

おばあさんの家（赤ずきんちゃん異聞）

赤ずきんちゃんは気がつきました。おばあさんがどんどんお金持ちになっていくことに。おばあさんの人に言えない秘密とは？

「鬼伝説（桃太郎異文）」

鬼が栽培する桃太郎桃の一つが川に流れ出す。そして生まれた桃太郎。食っちゃ寝食っちゃ寝の桃太郎に、おばあさんは鬼退治を切り出す。それが後の鬼伝説の始まりとなった。

適任者

「私」は探した。適任者を。そしてついに見つけた。横浜に住む「俺」を。

光る影

新しい街で起きた奇妙な事件。電子レンジ殺人事件。 そして真夜中に現れる少女のうわさ。 一人の刑事が捜査に乗り出した。

光のヌンチャク隊

ブルー・スリーは神様だ。誰が何と言おうと神様だ。

千年狩り　子取り鬼

ある日、フランスから十二人の男がやって来た。そして十二人の子供達が忽然と消えた。九龍龍夜が立ち上がる。ドラゴンの子に続く、千年狩りシリーズ第二弾。

百鬼夜行のおどろ唄

ホラーとＳＦのショートショート集です。

千年狩り外伝　かけらの神

夫が新妻を殺して喰った。母が幼子を殺して喰った。 その猟奇事件が話題の中、わたしは父親に襲われた。 その時わたしを助けてくれた人は、あまりにも素敵な人だった。

赤の書

黒の書に続く、ホラーの短編集です。 バラエティに富んだ作品を（以下同文） 「死んでもあなたを守りたい！」

俺の部屋

久しぶりに目が覚めると、部屋の中に泥棒がいた。 俺と目が合ったやけに体格のいいそいつは、俺の頭に思いっきり金属バットを振り下ろしたのだが。

彼女と海へ

今年も彼女と海に来た。去年とは違う女だ。

もう限界だ

ある日とつぜんと消えた、地球上空の空気。気がつけば、地球上の空気がどんどんなくなっていくではないか。そのとき国は、科学者は、一般市民は……

黒の書

ホラーの短編集です。バラエティに富んだホラーを取り揃えていますので（作者の個人的感想です）存分にお楽しみください。

千年狩り　ドラゴンの子

女、刑事、死体。男、少年、神社、巫女、少女。 洋館、伯爵、妖艶な女。 九龍一族の命をかけた戦いが始まる。

子供の新しい遊び方

突然この世から消えた町。その近くでは、子供が新しい遊びを見つけていた。

明日

ある日、私は生まれ変わった。明日死ぬ人がわかるようになったのだ。そして……

オオムラサキ

オオムラサキに魅了された少年の運命は……

鬼姥

道に迷った若き空手家がたどりついたのは奇妙な古屋敷。そこに棲む異様な老婆からもてなしを受ける空手家であったが、やがて彼らは命がけの戦いに巻き込まれることとなる。