愛されるその日まで1


迅の真剣な目を見ると本気なんだって分かる。


嬉しいって思う気持ちと
でもその気持ちを受け取るのは怖いという気持ちもある

「ありがとう……
迅も話してくれたし、あたしも話さないとね。」



さぁもう一度過去を思い出そうか。



大丈夫……
ここにはイリアスやロダンもいる。


「みんな…話、がある。聞いてくれる……?」


この数ヶ月、一緒に住んでこの人達はもしかしたら信じても大丈夫なんじゃないかって思えてる事

なんでそんなことを思えたのかなんては分からない

ただ……

そう思えた。


「麗那…大丈夫だ。ゆっくり、麗那のペースで話せばいい。無理に話さなくても大丈夫だならな?」

迅を筆頭にみんなが頷く


「わかった」

大丈夫…

一度深呼吸して準備をする




さぁ……



私の昔話をしようか………



すべてはまだ語れない。



でもはじめの部分なら………



そしてもう一度深呼吸をして口を開いた




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