愛されるその日まで1

 

迅side

ずっと欲しくてたまらないそいつの名前は空……

だが…
俺の直感が偽名だと思った。

本当の名前を言おうとした瞬間……

俺たち以外の気配を感じ、その気配の方へ振り向いた刹那目の前をよぎった


なんだ、こいつ!? 直前まで気配がわかんなかったぞ!!


そいつは空に突進しながら、なにやら会いたかっただの
寂しかっただの、勢いよく続けざまに喋り倒した


そんな事より…そいつが空に突進したせいで
空のフードがとれ顔があらわになった。

女みてぇに綺麗に整った顔に髪は毛先に掛けて赤のグラデーションが入っている空。

顔だけで見るととても男には見えねぇ…


煌もかなり可愛い系の顔だが、こいつは比べ物にもならねぇほど整ってやがる

しかもさっきそこの女が、“れいな” って…


「お前誰だ…」

俺は警戒しながら声をそいつに声を掛ける

するとそいつはあからさまに嫌な顔をして


「あ"ぁ?私?…私は麗那の婚約者の 鈴宮 凛 (スズミヤ リン)
別名、赤の死神でーす♡よろしくねっ♪」


赤の死神だと!? 赤の死神つったら殺し屋で有名じゃねぇかよ!! しかもそいつの婚約者だ!?


どういう事だよ!? もう俺の頭は軽くパニックなんだが…

あ、俺だけじゃなかったみてぇでよかった。

昴たちを見るとみんな同じような顔をしていた。


それよりも、お前は何者だよ…

空の顔の広さが気になる




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