愛されるその日まで1

 

「おい、凛。俺は同性に興味をもったこともねぇし
そもそも興味すらねぇぞ…」

「え〜別にいいじゃん」


ブーブーと言ってほっぺたを膨らましている凛

可愛いな。って違う!!
そんな事よりも二階堂組御一行様が
不思議な顔してんじゃねぇかよ!!

まぁトドメを刺したのは私のようなもんだけど♪

若干、いやかなり今の状況を楽しんでいる私


「お、前…おんな…?」


五十嵐 煌が小さい声で零した


「はぁ?お前何言ってんの?麗は正真正銘の女の子よ!!」


凛。あんたの目は大丈夫か?私、今の格好は男装してんだよ?そうなると必然と口調も男になるんだよ?
ちゃんと男物……まではいかないけど、男でもいける
ウィッグだってかぶってんだよ?

こっちの姿の方が舐められないでいいからしてるだけなんだけどね。


しかも……もう、どうせこいつらから逃がしてもらえないなら、楽しんだ勝ちだもんね

ただ名前をばらすタイミングが、まぁ見後に被った
別にいいけど〜


「お前女なのか…?しかも名前も…」

「……」


何も言わない私に肯定の意味に捉えた若様。


まぁ間違ってないから黙ってたんだけど


「そうだよ。では改めまして…私の名前は麗那、九条 麗那。性別は一応女ね。」


「麗那、その格好じゃ説得力ねぇぞ?着替えてこいよ」


確かに。この格好で言っても説得力の欠片もねぇな。

右京に言われて自分の姿を見直す。
私は着替えるために席をたった。


「右京。部屋借りるぞ。」


「おう!!いいぞ〜 ププッ」


肩を震わせて笑いをこらえている右京。
なぜ笑う。やっぱりこいつは意味わかんねぇ生き物だな


後で仕事押し付けよ。

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