Dummy HoneyⅡ

Dummy Honey Ⅵ /*F







目下に広がる美形の唖然。唖然。唖然。


全員目を丸くして兄貴を凝視している。




「真白って一人っ子だと思ってた。」




パチパチと瞬きをして、長い睫毛で風を煽っている飛鳥は控えめに言っても最高に可愛い。


クッキーを口に咥えたまま吃驚しているところなんて、赤ちゃんみがあってとても推せる。




「分かる、性格がジャイアンみたいだもんね。」



どういう意味だコラ。


真剣な顔で同意してんじゃないよ道梨。そもそも剛田武君も二人兄妹だって事を忘れんなよ。





「全然似てへんね、莉苑の方が真白そっくりやったんとちゃう?」




凱が驚いていた理由は私に兄貴がいた事ではなく、私達が似ていない事に対してらしい。




「どっちも美形な事には変わらへんけどね。」




え…ちょっ……その誉め言葉もう一回言って、録音するから。


それから山田くーん!千住凱に座布団3枚持って来て―!!!!




「如月家の遺伝子恐ろしいわね、私の姉なんてその辺にいる北川景子みたいな顔よ。」




いや美人じゃねぇかよそれ、そこら辺に北川景子なんていねぇお前の感覚どうなってんだ。



腹立たしい事に、宵の顔を見る限りお姉様が北川景子と言われても何ら違和感を覚えない。






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