Dummy HoneyⅡ

Dummy Honey Ⅱ /*J






ソファにドカっと遠慮なく腰を下ろしてマフィンを手に取った剣に、生徒会全員の鋭い視線が刺さっている。




即刻帰って勉強して来い。


どう考えても補習を抜け出してきたとしか思えない恋人を、冷ややかな目で見つめれば、相手と見事に視線が絡まった。




「どうした、そんなに見惚れんじゃねぇよ。」

「帰れ。」




はぁーどんだけプラス思考なのこの人。


マフィンに齧り付いてウィンクを飛ばしてくる剣の脳内が花畑過ぎて、静かに目を閉じる。



これ以上は見てられないな、馬鹿が移りそうだ。




「おい、俺の顔を見て目を閉じるってどういう事だ失礼だろ。」

「…………。」

「無視するな真白!!俺に構え!!!」

「さっさと帰っ…「あ、真白いた。」」




訂正。ずっといて良いよ、もう永遠にいて。


空気の読めない恋人に青筋を立てて口を開いた私の言葉を遮ったのは、ひょっこりと生徒会室を廊下から覗いている飛鳥だった。




「飛鳥いらっしゃい。」




ヒラヒラと私が手を振れば、飛鳥はゆるゆると口角を上げてヒラヒラと手を振り返してくる。





Oh……Are you天使???












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