極道恋人【完】

参 /一日の終わり



━━━…


「すみません。ありがとうございました。」


アパートの前に着いた私は車を降りてここまで送ってくれた店長さんに頭を下げてお礼を言った…

のに。


「ええってええって。」


助手席に座る茜が言った。



運転席では店長さんがため息をついていた。


…店長さん大変そうだな。


茜の相手なんてそうそうつとまるものじゃないし。



「…茜、店長さんに迷惑かけないようにしなきゃダメだよ。」


私はそんな茜と店長さんを見てそう言った。


すると、二人してきょとんとした顔を見せた。

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