極道恋人【完】

壱 /お誘い



私を一刀両断した茜はまた溜め息をついた。

それを見た私はちょっと小さくなって、


「だ…だって~。」

「まぁな、あんたは見かけによらずに真面目ちゃんやし仕方ないわ。」

「…。」

「まぁ、そこが小雪のいいとこなんやけどな。」

「茜ぇ~っ!」



やっぱり持つべきものは、友達だよね!



「でもな、話戻させてもらうけど。」

「うん。」

「キャバ嬢って小雪が思っとるような感じじゃないで?」



え、そうなの?


「ただ、ほんまにお客さんとお酒飲んで楽しく話するだけ。」

茜は笑ってそう言った。

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