極道恋人【完】

肆 /嵐の前の静けさ



物語が始まったのは、私のキャバクラ一日体験から数週間経ったある日のことだった。


大学はもうテストも終わって明日から夏休みに入る。





「やったぁ!テスト終わった!」


私は今までの全日程のテストを終えて茜とカフェに来ていた。


「ちゃんとできたん?」


茜はニヤニヤ笑いながら私に聞いてきた。



「…まぁ確実に単位二つは落としたなって感じ?」

「真面目な顔して言うことちゃうやろ!」

「だーいじょうぶ!小雪さまにかかれば単位なんてちょちょいのちょいよ!」

「…ちょちょいのちょいて;」

0
  • しおりをはさむ
  • 2771
  • 401
/ 444ページ
このページを編集する