極道恋人【完】

陸 /Club.Perfume



━━━…


あぁ…来てしまった。


私は冷たい扉の前で突っ立っていた。


なんかやっぱりダメ。

すっごい嫌な予感がする。

なんか入っちゃいけない気がする。







「おー…い。小雪、はよ入ってくれへん?」

「わぁ!」

「そ…そんなビックリすんなや!こっちがビックリするやんか!」

ボーッとしていた私に向かって店長がいきなり声をかけてきたもんだからまたまたビックリした。


「…変な小雪。」





はぁ!?


店長は通りすがりに私の耳元でそう呟きながらため息をついた。

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