極道恋人【完】

捌 /警察


向こうのほうから赤いランプが光るのが見えてサイレンが鳴るのも聞こえた。


「…ちっ。」


黒髪短髪はそれを見つけると小さく舌打ちをした。


「若っ!」


そして、天野さんを呼んだ。



天野さんも店長になだめられて少し正気を取り戻したようでこっちを振り向いた。

そして


「桃っ!俺はええから今すぐ車出せっ!」



と大きな声で黒髪短髪に向かって叫んだ。


「しかし若っ!」

「ええから行けっ!中のもんがバレたらただじゃ済まされんっ!!サツにバレんな!」

「…はいっ!!」

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