極道恋人【完】

壱 /カミングアウト



「そうそう…。」












へ?



「うちそんなに綺麗?」


今、私の目の前には両手を頬に当てて上目使いでこっちを見ている茜がいる。


「いやいやいや。私が言ってんのはキャバ嬢のことだから。」

「やからうちのことやろ?」











はっ!?











「え…えっ…えぇ!?」


私はびっくりしてまた叫んでしまった。

また周りの視線が痛い。


「やーかーら!声でかい言うてんねん!」


また茜が呆れた声を出した。

0
  • しおりをはさむ
  • 2771
  • 401
/ 444ページ
このページを編集する