極道恋人Ⅱ【完】

六 /気持ちの認識


私は頭が悪いけど國光…いや、天野さまのお怒りを買ってしまったことだけは把握できた。


切られて待ち受け画面になった手の中の携帯をただボーっと見つめる。



…これは、ヤバい。


あんなに真面目に殺人予告をされたのなんて初めてだ。

ただ、声が聞きたかっただけなのに。



てゆーか、なんで怒ってんの?

私なんかした?


ふと、私は今日1日の國光との絡みを思い出す。




¨小雪!お前紫苑に何かされたんか!?¨

¨大丈夫です。じゃあ。¨

¨お…っ!¨






「あー…。」


原因はこれか。

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