極道恋人Ⅱ【完】

七 /ダーリン


━━━…


「いっ…よっしゃああ!」


私は恒例となったランニングから帰ってきたあとで、体重計に乗って叫んだ。


「戻った…!体重戻った!」


体重計のデジタルの数字を見ると、太る前の体重に戻っていたのだ。

私はその場でガッツポーズを決めて拳を握りしめ、歓喜の涙を流して震えた。

まさしく、世界チャンピオンになったボクサーのように…。


¨コーチ!!俺…俺っやりました!¨

¨あぁ…あぁ!リングの上のお前は誰よりも輝いて…っ!¨

¨コーチ!?¨

¨いや…すまない、涙が出てきやがってな。¨

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