極道恋人Ⅱ【完】

七 /右腕への不信感


そんな國光に不満を抱えながら、私は濡れた足を拭いて國光のあとに続いた。

すると自分の家かのように國光は我が物顔で私のソファーに座ってテレビを見ていた。


…お前は王様か。


そんな國光を呆れてみていると、パチっと目があった。


「ん。」


へ?


「ほら、ここ。」



國光はそう言って自分の足の間を指差した。


「…そこ?」

「はよ。」





…さっきまでの喧嘩ムードからいきなりラブラブムードですか?



…ま、いいけど。


なんだか、國光に流されている気がして病まないがまぁ良しとした。

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