極道恋人Ⅱ【完】

八 /忠誠心の男


「まぁ、姐さんやから言ったんすけどね。」

「え?」

「若が認めた女ですから。」

「…。」

「俺も信用してるんすよ。」

「ありがとう。」

「いーえっ♪ほんなら、桃さんの話でもしましょか?」


そう言って紫苑くんは桃さんの話をし始めた。


「若、桃さんとは付き合い長いとか言うてませんでしたか?」

「あ…そういえば。」

「俺よりも桃さんのほうが若とは付き合い長いんすよ。まぁ、先輩やから当たり前なんすけどね。」

「うん。」

「俺が族入った時は、若が総長で海斗さんが若の右腕…桃さんがその2人を支えるって感じでした。」

0
  • しおりをはさむ
  • 1285
  • 405
/ 444ページ
このページを編集する